11月20日(日)の午後、「劇と音楽とカフェ」イベントを開催しました。1部、2部とも満席をいただき、無事終了しました。参加いただいた皆様、出演された皆様、本当にありがとうございました!
第2回目のゲストは、「押川 洋樹さん(ヴァイオリン)」と「andanteさん(※創作団体)」にお越しいただき、"注文の多い料理店(作:宮沢賢治)"を上演いただきました。
※劇作家・演出家:伊藤海さん、俳優:大迫紗佑里さん、冨森慧子さん、
作曲家・ピアノ:服部響さん、客演:滿留萌々子さん
また、今回も普段から親しくさせていただいている「GARAGE COFFEE(宮崎駅前のあみーろーどにあるスペシャリティコーヒーの専門店)」さんが出張カフェとして美味しいコーヒーやドリンクを提供してくださいました。
私は準備、リハーサルから少し見させていただいたのですが、空間や場の雰囲気づくり、役作り、発声や身体の動きなど細部へのこだわりが凄く、自分がほとんど知らない世界の裏側を垣間見ることができ、勝手に感心しまくりなのでした。
本番は、ヴァイオリンとピアノでのジブリの名曲の演奏でスタート。この狭い空間での贅沢な生ヴァイオリンの伸びやかな音色や繊細な音色、リズム、そしてそれを支えるピアノのアンサンブルがとても心地よく、心の隅々まで染み渡る感じがしました。
そして、”注文の多い料理店”は、一転、厳かな、そしてやや奇妙さの宿る音楽と俳優の登場でスタートしました。同作はご存じの方も多いかと思いますが、面白くもちょっぴり怖い展開のお話(私も、幼少期は怖くて夢にも出てきた記憶が・・・。)なので、「小さな子供たち、大丈夫かなー」と少し心配していました。
しかし、上演前のメンバーの楽しい自己紹介や、劇中で好きな楽器を選んでみんなで鳴らすシーンや、短いセリフの役があったり色々と工夫していただき、誰1人泣くこともなく終えることができました^^
子ども大人も劇に引き込まれて、固唾を飲んで話の展開を見守る中、いよいよあのクライマックスシーン!!そこでは、今日の出演者ならではの、ちょっと以外というか面白い演出もあったり(それが何かは、実際に見られてのお楽しみに・・・)と、あっという間の約30分でした。
終わった後も、出演者との交流や参加者同士の交流、子供たちはキーボードで色んな音を出したり近くにある楽器を手に取って自由に楽しんだり、この狭いカフェのような空間ならではの風景が見えて、主催者としても胸にジーン来るものがありました。
最後に改めて、出演者の皆さん、参加者の皆さん、イベント企画・運営に協力いただいた皆さんに感謝申し上げます。
なお、次回(令和5年2月19日)は「あらあらカルテット(うた・フルート・ピアノのユニット)」さんにお越しいただきますので、そちらもお楽しみに!!