・・・先日、とあるJAZZ好きの年配の方に聞かれて、咄嗟の返答に困り
「結構何でも聴きますし、好きですよ」
なんて苦し紛れに曖昧な返答をしたところ、
「じゃあ、演歌も好きなんですか？」
と冗談っぽく突っ込まれ、更に返答に困ってしまいました^^:
（決して演歌を否定しているわけではなく、好みの問題かつ今時点で未開拓なだけかもしれませんので。念のため。）
私は昔からですが、長く聞き続けている特定の「ジャンル」や「アーティスト」というのはあまりなく、自分の成長段階やその時の感情、季節や時間、見たもの聴いたもの、その時々に会った方、家庭や仕事環境の変化などによって、聴く曲がコロコロ変わる癖があります。
強いて言えば、その時々で琴線に触れた曲が好きな音楽ですし、時が経ってふとその当時の曲を聴いて思いにふけるのも好きです。あれだけ抵抗感のあったクラシックも、大人になるにつれて良さが分かってきたように思います。
思うに、人に対しても音楽に対しても悪く言えば「八方美人」、「熱しやすく冷めやすい」、「ルーツなどに対する探究心が浅い」のかもしれません。
でも、好きな音楽に自分なりの共通性はあります（ただ言語化が難しい）し、良く言えば「受容性」や「好奇心」が旺盛ということなのかな・・・と、このブログを書きながら感じています。
大学時代の軽音部の先輩には、とにかく「ブルーハーツ好き」の方がいました。1つのバンドやアーティストに傾倒、のめり込めるのは凄いなと思いますが、おそらく自分にはできません。
ただ、幼少期の家庭環境や学生時代のサークル活動など、クラシックからパンク、ロックまで色んな音楽に触れる機会は多く、ピアノやドラム、ギターなど楽器も色々と中途半端にかじってきた"根無し草"のような「私ならではの提供できる価値の形もあるのでは？」とイベント開催を重ねながら試行錯誤しています。
そして、この「音楽とカフェ」イベントが入口となって、コンサートホールやライブハウスなど本格的な箱に足を運んだり、自ら楽器を演奏したいと楽器店や音楽教室などに足を運んだりする方が増えると嬉しいと思いますし、そうした場が県内各地に増えてくるといいなと思います^^
結論、「好きな音楽は何ですか？」の明確な答えは、性格的になかなか見つかりそうにありません・・・
が、あまり深くは考えずに、イチ音楽愛好家として、シンプルに音楽の楽しさを広める活動を陰ながらしていければと思っています^^